仮面ライダーのおやっさんという縁の下の力持ち part3 ガイム・DJサガラ ぐっさんの凄さ
仮面ライダーのおやっさん枠。平成仮面ライダーにおいて、ドラマの重厚感を与えている存在であることは言うまでもない。
そんな、おやっさんポジションの中でも今回紹介するのは、
仮面ライダー鎧武
``DJサガラ``
である。
DJサガラは、お笑い芸人の山口智充が演じる。お笑いはもちろんのこと、司会や歌、バラエティなど多岐に渡り活躍をしている。
1.俳優:山口智充のプロフィール
2.DJサガラという役
3.DJサガラの魅力。その1:最初はラジオの中の人。そこから徐々に要所、要所で助ける神出鬼没キャラ
4.DJサガラの魅力。その2:しかし、味方なのか、何なのかよくわからないキャラ
1.俳優:山口智充のプロフィール
https://goodsun.yoshimoto.co.jp/profile.html
山口 智充(やまぐち ともみつ)愛称 ぐっさん
1969年 3月14日 大阪府出身
高校卒業後、サラリーマン生活を経て1994年にデビュー。
バラエティー番組、ドラマ、映画、ラジオ、ナレーション、アニメのアフレコ、ライブなど、幅広く活動中。
昔から知っているが、本当になんでも卒なくこなす人ってイメージ。筆者的には声がいいんだよねーー
2.DJサガラという役
https://www.kamen-rider-official.com/zukan/character/1183
最初はラジオDJをしており大活躍。後に物語の鍵となる存在となっていく。
ざっくり言うとこんな感じ。
3.DJサガラの魅力。その1:最初はラジオの中の人。そこから徐々に要所、要所で助ける神出鬼没キャラ
物語の最初はラジオDJをしており、ガイムの世界で活躍するストリートダンサー「ビートライダーズ」の動画を配信している。だが初期の頃から敵組織のユグドラシルと手を組んでいることは早くも判明したりと、「こいつは敵なのか?」といえる存在であった。
そして、ガイムは12話で新世代ライダーが登場することを皮切りに物語が大きく動き始める。同時にDJサガラの行動にも変化。
その最初の行動が15話で敵組織に主人公が捕まった時に、DJサガラが助けたことである。これにより、敵組織にいる味方という立ち位置になっていく。
それからも、主人公を助ける味方ポジションを取っていくが真意は謎のまま。物語は進行していき、なんと23話ではカチドキロックシードを提供。しかも自らの手でみかんを変身させる方法でロックシードを提供。同話の23話のその後の展開ではオルタナティブ舞と会話とのシーンにて、徐々に味方ではあるがそれはサガラの目的達成のため。少しずつ、完全な味方とは言えないポジションにもなっていく。
そして、この23話を皮切りにガイムは後半戦へ突入していく。
4.DJサガラの魅力。その2:しかし、味方なのか、何なのかよくわからないキャラ
25話からもDJサガラは謎の行動のまま。この頃になると、DJの姿そのものでもなくなっていく。味方でもあるが完全な味方でないポジションのまま。それがガイムの敵であるオーバーロードと会話するシーン。仲良くはないが敵でもない。古くからの知り合いのようである。さらに32話ではガイム極アームズの登場回であり、またしてもDJサガラは新たなロックシードを提供。だか今度は敵の親玉から授かってロックシードを提供。しかもこのロックシードは敵の体の構造にしていくというもの。
話が進み、41話にて正体が判明。なんとヘルヘイムの森そのものであった、見てない人はガイムを見てほしい。ざっくり敵の親玉を生み出した元凶。だが敵ではない。わからない方はガイムを見てほしい。46話で主人公に選択により、DJサガラが思惑通りに行ってたものが完全には果たせなくなるが、それは主人公を温かく見守るポジションへとなる。
とまあ、話の流れを私あした訳であるが、平成ライダーのなかでも稀な存在である。最初はDJであり、物語の根幹でもあり、保護者でもあり、ある意味敵でもあるポジションである。それをあの芸達者やさなぐっさんだから出来たことではないだろうか。子供向け番組の設定ではないが、この稀な展開がガイムの人気を生み出した要因の一つかもしれない。
素晴らしい