戦隊もののロボ特集 part6-3 ハリケンジャー、ライオンは目立たなくなり、イルカはどこに?
戦隊ものに登場するロボを特集。
特に筆者が特徴的なものをご紹介しよう。
今回、ご紹介するのは、ハリケンジャー。
カクレンジャー以来の忍者モチーフ戦隊であり久しぶりの3人戦隊。のちに戦隊が増えるというのが、ハリケンジャーなのである。
そんなメカの特徴は、一言で言うとすると動物モチーフ。忍者は?・・・
残念ながら、あまり関係はなかったりする。
しかし、要所でハリケンジャーのメカがカッコよかったり、魅力が溢れる合体もあるので紹介していこう。
目次
1,旋風神
2,旋風神 ハリアー
3,カラクリボール
4,轟雷神
5,轟雷旋風神
6,天空神
7,天雷旋風神
8,リボルバーマンモス
では、天空神から紹介していこう
6,天空神
シュリケンジャーが搭乗する天空神。単体ロボであり、変形するロボ。変形前は鳥の顔をしたヘリコプター。元祖、トリプターといったほうが分かり易い。ヘリコプターであり、プロペラが目立つ。
そして、変形して天空神となるわけであるが、プロペラの一部が折れて、頭部が出現。ところが、この頭部パーツはプロペラの中にある訳ではないので、変形後もプロペラは手裏剣のように投げたりといったことが可能。
さすが、シュリケンジャー。
そして、天空神にはカラクリボールの射出口がない。しかし、劇中では両手から電撃が発生。その電撃が上手い具合いに変化し、カラクリボールに変身する。分からないかもであるが、事実である。
引用:ヲタファ
https://www.youtube.com/watch?v=FOFehG9E8vI
7,天雷旋風神
旋風神と轟雷神、そして天空神が合体。
さらに、三体のロボから射出されるカラクリボール「トライコンドル」が今度は登場する。
トライコンドルの時点でもかっこいいデザインをしている。トライコンドルが合わさって合体するのが天雷旋風神。
轟雷旋風神とほとんど変わらない合体であるが、ハリケンレオンの頭部がなくなり変わりに天空神が胴体前面にくっつく。天空神はヘリコプターなので、プロペラが目立つデザインとなるわけである。そして、完成後は最終合体だと感じさせるその出で立ち。必殺技の「アルティマストーム」はプロペラが連続大回転し、突風を起こす技。下駄パーツであるゴウライビートルが突風の勢いで後方に行かないように車輪が回転している。突風の勢いが凄いことを際立たせている。まさに、最強‼︎
さて、ここからが本題。轟雷旋風神の使用していた、ゴウライビートルの角パーツとハリケンレオンの頭部、ハリケンドルフィンに至っては1機丸々残ることになる。まあ、あのデカい天空神を合体してあれだけのプロポーションを保つためには致しかたないのだろう。
では残ったパーツは劇中でどんな活躍をするのか?答えは全く使用しない。もう一度言う。
全く使用しない。
そう完全に余剰パーツとなる。
まあ、小さいパーツだから仕方ないのだろう。
ここで、ある問題が発生する。
「うん???ちょっと、待って?ハリケンドルフィンは1機丸々余ってるじゃん。それって、つまり仲間外れじゃん」
と思ったそこのあなた。大変、大正解である。オンエアーを見ていた筆者もそう感じた。
「そんなの全合体じゃない!!!」
全くもってその通りである。轟雷旋風神では、ハリケンドルフィンはガトリングにもなっていたが、そんな使い方さえしない。しかも、ゴウライビートルとハリケンレオンも余剰パーツはあるが、ゴウライビートルの胴体は下駄パーツになっているし、ハリケンレオンはそもそも本体部分である。そう考えたらなんとも、不遇である。しかし、ハリケンドルフィンの搭乗者であるハリケンブルーはきちんとみんなと一緒に戦っていたりする。全合体の定義とは一体なんなのか?
余談ではあるが、全合体という部類では、ダイレンジャーの重甲気殿以来であり、人型というくくりではターボレンジャーのスーパーターボビルダー以来なのである。まして、スーパーターボビルダーはあまり人型には見えないので、これだけカッコよく人型になれたのは、ある意味では初なのである。許してやってくれ。
引用:ヲタファ
https://www.youtube.com/watch?v=PcGgtGG4p2o
しかし、不遇はまだ終わらなかった。